古くて新しいベートーヴェン / ルネック土曜定期サロン Alt aber Neu Beethoven


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2006年11月18日のプログラム

<ピアノ>堀内久世
<ハーモニカ>渡辺一義



修学旅行のシーズン・・・この地域の小学6年生は京都へ行くようです。仏教伝来の歴史などを調べて仏像等も見てくると思いますが、それが何を表すものなのか…感性で捉えるまでに人はどんな旅をするのでしょうか。ルネック土曜定期サロン「古くて新しいベートーヴェン」はピアノの『新約聖書』といわれるソナタ全32曲をたどる旅です。そこからはいったい何が見えてくるのでしょうか?

11月18日のピアノソナタ第28番はベートーヴェン後期に分類される作品の行方を示す最初の曲でもあり、やがては後期ロマン派や近代へと流れて行くあらゆるものがこの曲に詰まっているようです。第一楽章のメロディーはいぶし銀のように押し殺された躍動感を伴って私たちを別世界へ運んでいき、はじけるような力強い行進曲風の第二楽章へと進みます。アフタービートで描き出されたその場所はいったいどこなのか?トリオ部分ではカノン風に会話が交わされ、1世紀後にマーラーによって表される悪魔の行進の先取りとも思えます。第三楽章はアダージョの序奏から始まり、楽劇であるかのように登場人物が何人も出てきます。フーガによって展開部を自在に発展させる術をこの作品で開拓したベートーヴェンはこの実験を基に更に大規模な作品ソナタ第29番《ハンマークラーフィア》を完成させます。お客様からは「後期の曲ということで今までとはちょっと違う感動を味わいました!」『もっとベートーヴェンが聞きたい!』という感想を、又ゲストの渡辺一義氏の演奏には「ハーモニカってすごいですねぇ!クラッシックファンの自分ですが美空ひばりのメロディーはしみじみと心に響きました。この独特の楽器の響きにはやっぱり日本人はみんなやられてしまうでしょう!」等。

次回12月16日はソナタ第29番と春日井高等養護学校OBの皆さんでハンドベルのX’masソングをどうぞ。 
                                 ルネックに住むピアノ≪ルル≫より
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