古くて新しいベートーヴェン / ルネック土曜定期サロン Alt aber Neu Beethoven


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2006年2月18日のプログラム

ソナタ第23番「熱情」
<ピアノ>堀内久世、ダニエル・フォルロー



桃の節句も過ぎて、次は桜が待ち遠しいのは私だけでしょうか。寒さも少し緩んだかと思われた2月18日、第35回ルネック土曜定期サロン「古くて新しいベートーヴェン」が行なわれました。この日のピアノソナタ第23番「熱情」へ短調が作曲されたのは1804/5年頃。ナポレオンの侵攻により神聖ローマ帝国が終焉を迎える1806年にウィーンを離れてマルトンヴァーシャル(ブタペスト近郊)のブルンスヴィック伯爵邸に滞在したベートーヴェンはこの曲をフランツに献呈しました。

第一楽章は静かな中にも厳しいリズムで刻まれたモチーフで始まり、高まる感情を最大限表現したアルペジョによって大きな衝撃を受けます。又、交響曲第五番「運命」のモチーフも特徴です。

第二楽章はシンプルなテーマとヴァリエーション。「こんなにきれいでかわいい曲だったのか」というお客様の感想を頂きました。第三楽章は突然激しいリズムで始まり、速い短調のパッセージが息苦しいまでに邁進してコーダのチャルダッシュに突入、終了してコーヒーブレークになりました。


後半は−チェコより愛をこめて―ゲストのフォルロー氏の登場です。氏の出身地チェコは1620年以来1918年にオーストリア・ハンガリー帝国が解体するまでオーストリアに支配されていました。その後チェコスロバキアとなり、1993年にスロバキアと分離してチェコ共和国になったそうです。プログラムはスメタナ「モルダウ」、レイハ「フーガ」、スーク「愛の歌」、ヤナーチェク「霧の中で」バルトーク「アレグロ・バルバロ」、フォルロー氏自身による「リスト・メドレー」「荒城の月・即興」と自由自在の演奏を満喫。






次回はソナタ第24番「テレーゼ」。
ゲストはピアノの安藤菜友里さんです。お楽しみに。
                                 ルネックに住むピアノ≪ルル≫より
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