[ HOME ] [ コンサートサロン ] [ ピアノカレッジ・ルネック ] [ PFAのページ ]





 2003年6月21日のプログラム

古くて新しいベートーヴェン   ピアノ:堀内久世・安藤純子 解説:末田千春




ベートーヴェン ピアノソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7
ヘンデル サラバンドと変奏
ベートーヴェン さらばピアノよ
デュラン ワルツ
チャイコフスキー 舟歌
---------- 愛のロマンス
---------- アンチェインドメロディー
バラツェフツカ 乙女の祈り



 1年でもっとも陽が長い時です。まだ明るい夕刻に、ルネックビル7階の私のおうちにみんな集まって、6月の土曜定期サロンが行われました。

 この日のベートーヴェンの「ソナタOp.7 変ホ長調」はちょっとロマンチックな曲でした。4つの楽章からなる充実した大曲です。1月の「チェロソナタOp.5-No.2」とほぼ同時期に作曲されたということなので、やはり!と思いました。そのころ、ベートーヴェンはウィ−ンでリヒノフスキー公邸に寄宿し、ベルリンやドレスデン、プラハに同行する機会に恵まれました。彼が伝統的な作曲技法を学び、さらに何か大事なものを身につけたことは、この曲からも明らかなことと思いました。

 休憩前に、「さらばピアノよ」とデュランの「ワルツ」が演奏され会場のみんなの目に涙が溢れてきました。統合失調症というハンディーを持ちながら、努力によって特別な集中力を発揮できる純子さん。彼女から大きな感動をもらうことができたのです。

 後半にソナタの愛らしい3楽章、情緒溢れる4楽章が演奏されました。純子さんが再度登場、「愛のロマンス」「アンチェインドメロディー」が終わると、どういうことになったか・・・。彼女の無私無欲の圧倒的なパワーによって、そこにいる全員の心は異空間へと運ばれてしまったのです。

<戻る>




[ トップに戻る ] [ サロンご案内 ] [ ベートーヴェン年表T] [ ベートーヴェン年表U] [ リンク集 ]




Copyright (c) 2004 Piano Fivesteps Association. All Rights reserved.