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 わたしは、ルネックビル7階のハイビジョンシアターに今度来た「ボストン」という名前のピアノです。193センチなので運び入れるときにエレベーターに乗れませんでした。男の人が8人くらいでそおっと階段を持ち上げてくれました。まだ暑い夏の終わりのころでした。

 長い旅が終わって、お部屋で休んでいると調律師のおじさんが来てわたしの健康診断をしてくれました。わたしは生まれたばかりなのでとても元気です。まだちょっと恥ずかしいので音が硬いかもしれないけど、少しずつお部屋に慣れたら思いっきりいい音で歌おうと思っています。

 この前、歌のお姉さんが来てくれました。ピアノ伴奏の男の人が来てわたしをやさしく弾いてくれました。「こんなに響く、お部屋も響く、わあっ、うれしい」って思って自分でもびっくりしました。歌や、いろんな楽器と一緒に歌うとき、わたしはとっても愉快な気持ちになるのです。

 それから、小学校の2年生が3人と5年生が3人、みんなでいろいろな曲を弾いてくれました。かわいい指でいい音を出してくれました。面白い曲がいっぱいあったと思いました。みんな自分の選んだ曲なので気持ちを込めて一生懸命弾いてくれました。弾いている子の感じていることがわたしにも伝わってきました。初めてのお部屋と初めてのピアノで、ちょっとビビッている子もいました。いい音なのだけれど、もっと弾きやすいピアノになりたいと思いました。楽しく弾いてもらえる様に、わたしも、もっともっといいピアノになろうと思いました。

 時々、わたしに会いに来てくれる人がいます。どうぞわたしを弾いてください。端から端まで鳴らしてください。たのしみに待っています。

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